ブックラバー宣言


コラムニスト・吉本俊二の書評ブログです。
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人気記者の政局ルポ〜『安倍政権の日本』

●星浩著『安倍政権の日本』/朝日新聞社/2006年10月発行

b0072887_1733025.jpg 政治ウォッチャーとしてテレビでもおなじみの朝日新聞編集委員が「安倍政権と現在の日本の置かれた状況を冷静に考えてみたい」として、ほぼ全編を書き下ろしたものである。

 安倍内閣誕生前後の政局の流れを追った記述を中心に、安倍自身の著作にも触れながら、政権としての課題などを簡潔にまとめている。政権発足直後に刊行したというタイムリー性には新聞記者らしい運動神経を感じさせるが、その分、内容的には平板で薄味な読み物になってしまった。
 さすがに、作り手・書き手もこれではマズいと思ったのだろう、巻末に学者との対談二編を盛り込んで、なんとか書物として体裁を整えた、という印象である。対談では、千葉大学の広井良典教授が、〈「再チャレンジ」以前に「チャレンジ」すらできない、チャレンジを保証する「機会の平等」が崩れていることが今の問題です〉と言っているのが正鵠を射ているような気がした。

 カバーに記された「読み応え抜群のノンフィクション」というのは、些か大げさなキャッチコピーである。
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by syunpo | 2007-03-22 19:10 | 政治 | Trackback | Comments(0)
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