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ブックラバー宣言

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寛容の精神を説く〜『国家と神とマルクス』

●佐藤優著『国家と神とマルクス』/太陽企画出版/2007年4月発行

b0072887_16545313.jpg 本書は、著者がここ最近、雑誌などに発表した文章を一冊にまとめたもの。国家についての論考や書評のほか、巻末に長大なインタビューが収録されている。既刊書に比べるといささか退屈で、寄せ集め感は否めないものの、右から左まで実に幅広いスタンスで雑誌に寄稿し、書物を読み、語る佐藤の「寛容の精神」がよくでている書物といえる。

 佐藤が大学生活を過ごしたのが私とまったく同じ時期であることを知る。私たちは、まさに「なんとなく、クリスタル」な時代にキャンパスライフを送った世代なのであるが、白井聡によるインタビューでは、大学時代を振り返るのに「ブント」だの「全学ロックアウト」だの「党派」だの「ヘルメット」だのという語句がでてきて、少々ビックリ。時を同じくしても通った大学が違うと、回顧談も別世界。凄いなぁ、同志社ガラパゴス!
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by syunpo | 2007-09-27 19:06 | 思想・哲学 | Comments(0)
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