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ブックラバー宣言

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決定的瞬間を捉えるための〜『こころの眼』

●アンリ・カルティエ=ブレッソン著『こころの眼』(堀内花子訳)/岩波書店/2007年7月発行

b0072887_8181554.jpg 写真集『決定的瞬間』で知られるカルティエ=ブレッソンの「写真をめぐるエセー」である。世界各地を飛び回った写真家らしく、中国やソ連、キューバに滞在した経験などが淡々と綴られているほか、ジャン・ルノワールのもとで映画の仕事に携わった時の挿話なども回想されていて、その部分は面白く読んだ。
 かなり断片的な記述を集めたものなので、彼の作品や業績・経歴をよく知らない読者にとっては今一つインパクトに欠ける書物かもしれない。
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by syunpo | 2008-11-12 08:23 | 写真 | Comments(0)
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